井上佐由紀
井上佐由紀
井上佐由紀
井上佐由紀

10月末から高松市美術館(香川県高松市)にて始まる「高松コンテンポラリーアート・アニュアル」という企画展に参加します。この企画は新進作家を発掘、紹介することが目的で、今回で10回目となります。今年のテーマは「時どきどき想像」
参加作家、蝸牛あや後藤映則保井智貴大西康明、私です。みなさん、ほんとすばらしい作品なので、私もお話をいただいた時から、観て、お会いして、話を聞くのが楽しみです。
時間は一方通行で過ぎていくばかりですが、人は想像力で過去も未来も行き来しています。今回の展示では、5名の作家が「時」を「想像」し、展示をします。ぜひご来館ください

追記:今回は3つのシリーズを展示しています。そのことについて書いた文章が下記です。

はじまりは、作品を作ろうという意識はありませんでした。
小さい頃から海が怖く、それがどこから来るのか不思議で、確かめに海を見に行ったときに「意思のない生物」という作品が生まれました。
2つ目の「くりかえし」は、いつか自分が死ぬことが怖く、そのことを考えているときに、永遠に繰り返されているように見えて、終わりのある間欠泉のことを知り見に行きました。
3つ目の「私は初めてみた光を覚えていない」は、祖父の死をきっかけに、初めて見る光を見たくなりました。
自分にとって、どこから湧いてくるのかわからないオソレを見に行くというのが、いつの間にか作品をつくるはじまりになっていました。

At the beginning, I had no intention of creating artwork. 

Ever since I was a child, I was afraid of the ocean and wondered where it originated  from. It was precisely when I went to see it one day to find out that the work, “Intentionless Creature” was born.

The second work, “over and over” was from a time when I was afraid of dying someday, and in my contemplations, I saw an endless repetition, which led me to see a geyser after learning that they are transient.

The third work, “I can’t recall my first light,” arose from my wanting to see the first light that is seen for the very first time in the wake of my grandfather’s death.

Before long, going to see the very fears whose origins are unknown came to be the starting-point of my creations.

会期:2020年10月31日(土)~ 12月13日(日)
会場:高松市美術館
https://annual09.takamatsu-art-museum.jp